2020/11/09 歯が痛い

歯が痛い。食べ物を噛むときに触ると鈍い痛みがあって力を入れられないところがある。最近日中も痛むようになってきた。たぶん虫歯になったのだろう。当たり前だ。鬱で一日の大半を寝て過ごすようになってからあまり歯を磨けていない。健康なときは、フロスも使って割と丁寧に磨いていたと思うが、今は磨く作業が重荷だ。布団の中でポテチやチョコレートを食べながらそのまま寝ていることもある。最悪だ。一般的には、歯を磨かないでいると気持ち悪さがあって歯を磨くのだと思うが、私の場合は気持ち悪さがあっても行動に結びつくような回路が既に機能していない。あるいは気持ち悪さよりも面倒くささが勝っている。気持ち悪いと感じているのかすら定かでない。汚れているな、磨かないとな、とは思っている。

10年くらい前、2008年頃にも鬱で寝込んでいた時期に一気に虫歯になったが再来だ。こうなることはわかりきっていた。歯を磨くのが面倒で一週間くらい磨かなくなったときに、意外と痛くもならないし大丈夫じゃないか、と一瞬でも都合よく考えるようになっていた。そりゃあそうだ。痛くなりだしたときには虫歯は相当進行している段階だったと思う。まだ痛くないから大丈夫というのは、相当末期的な思考だ。わかりきっている。起き上がって歯磨きにいかないといけないという義務感があるので就寝準備はできていないながら、電気をつけたまま布団の中で2時間、3時間過ごし結局寝てしまうこともしばしば。

2か月くらい前に、リステリンを買ってきてもらって少なくとも一日一回は口を濯ぐようにしようと思い至った。リステリンをして口の中にスース―とした刺激が残っている内は大丈夫な気がする。が既に手遅れだろう。早く歯医者に行かなくてはいけないが、その前に風呂に入って髪を切って人に会える格好にならないといけない。そうしている内にまた一週間、二週間過ぎていく。どこかで時間を作って歯医者に行こうと頭の片隅に置きだしたのは一年以上前だ。最後に歯科から定期健診のお知らせが来ていたのはいつのことだったかな?